天神学園高等部の奇怪な面々35
「でっ、でもっ!」

リディルが挙手した。

「それって今から間に合うんですかっ?」

『無理ですよっ、日本をほぼ縦断するルートですもん、新幹線でも使わないと…』

小夜が首を横に振るが。

「大丈夫ですよ」

尚もニコニコ笑う帳。

「海まで出て、タライに乗れば鬼神島まであっという間です」

アンタ6時間かかるとか言ってたじゃん。

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