天神学園高等部の奇怪な面々35
涛波とネコミミメイドは睨み合う。

「失礼ですが、貴女は?」

「天神学園生徒会長付メイド兼秘書兼夜伽役、イリアと申します」

「夜伽役は任せておりません」

すかさず訂正する生徒会長。

それは置いといて。

「私が月様のメイドにして頂いたのは、昨年の修学旅行の時です。自ら猛アピールし、何としても生徒会長のお役に立ちたいと熱意をぶつけ、ようやくメイドとして付き従う事を許可して頂きました」

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