狼男VS妄想彼女
みんな色々あった中美奈子はというと
学校のパソコンとにらめっこしていた
「暇だな~」
パソコンの画面にそう呟いたら、パソコンの画面がいきなりお父さんの顔になった
「・・・。ウワッッ!! 何??」
「何してるかな~って」
「暇を持て余してる」
「今日のパーティーさ、源太がバイオリンで美奈子がピアノやることになったから」
「ハッ?」
「それで、ドレスとかは源太に頼んだんだけど・・・・。」
「あのさ、私のいないところで色々決めないでよ」
「あと~・・・。」
「お父さん!!」
「どうした?美奈子」
「勝手に話を進めないでって言ってるじゃん!」
「今日のパーティーはな わしが経営してる高校の生徒たちが来るんじゃ」
「ハッ?」
「美奈子の学校じゃないほうの生徒たち」
「元男子校だったやつ?」
「おう」
「いく!!」
「そこで重大発表もあるから」
「えっ?」
「とりあえず、美奈子が嫌いなタイプの人間は今日はいないから」
「よかった」
「ピアノよろしく」
「それはいやだ」
「美奈子」
私の名前を呼んだお父さんの顔が牧野財閥の社長の顔になっていた
「やってくれないか?」
この顔で言われたらほぼ命令
「わかったよ」
断ることを許されない
承知するといつものお父さんの顔に戻る
なんだかんだいって、おとうさんってやっぱり社長なんだな
改めて美奈子は思った
お父さんとの会話が終わると美奈子はまた暇を持て余した
美奈子は暗記力が優れており
一回覚えた大事なことは忘れない
だか、大事じゃないものはすぐに忘れてしまう
美奈子はあまりにも暇なので家に帰ることにした
家に帰るとお手伝いさんが掃除を頑張っていた
私に気づくと
「おかえりなさいませ、美奈子お嬢様 どうされましたか?」
「ただいま、いや ただ単に暇だったから」
「さようでございますか」
「私も掃除手伝ってもいい?」
そうお手伝いさんに言うとお手伝いさん達はあわてだし
「いえ、けっしてお嬢様がやるようなことではありません」
と必死で私を説得してきたが、私が
「お願いします」
というと、しぶしぶ承知してくれた
掃除してるときはお手伝いさんとお話しながらやった
「美奈子お嬢様は何でもやりますね」
「え? あ~ なんか何でもお嬢様だからと言ってお手伝いさんにやらせたくないんですよね」
「変わってますね」
「そうですか?」
「そうですよ、普通のお嬢様ならこんなこと絶対しませんよ」
「私、自分のことを他人に押し付けてるお嬢様が大嫌いなんですよ」
「みんな美奈子さまみたいに心の優しい方だったらいいのに」
「みんな私だったら大変なことになりますよ?」
「そうですか?」
「そうですよ」
掃除が終わって疲れた私は少し眠ることにした
「・・き」
ん? なんか声が聞こえる
「あね・」
うるさいなぁ
「あねき!!」
何だよもぉ
「な~に~?」
目を開けるとそこには源太がいた
ん? 何で源太いるんだ??
「源太? 学校は?」
「もう終わったよ」
「うそっ! 今何時」
「5時」
「やばっっ!!」
「とりあえず準備して」
「う、うん」
源太の言われるがままに準備した
そして5時45分ギリギリ家を出た
どうやら、お父さんは先に言ってるらしい
「姉貴、ピアノ練習したのか?」
「全然してない(泣)最近引いてないから手が動かないよ」
「・・・。しょうがない とりあえず楽譜だけみといて」
「うん」
「間違えたら、俺がフォローするよ」
「頼りになるよ わが弟よ」
「パーティー会場に着いたら、ちゃんとしてよね」
「わかってるって」
学校のパソコンとにらめっこしていた
「暇だな~」
パソコンの画面にそう呟いたら、パソコンの画面がいきなりお父さんの顔になった
「・・・。ウワッッ!! 何??」
「何してるかな~って」
「暇を持て余してる」
「今日のパーティーさ、源太がバイオリンで美奈子がピアノやることになったから」
「ハッ?」
「それで、ドレスとかは源太に頼んだんだけど・・・・。」
「あのさ、私のいないところで色々決めないでよ」
「あと~・・・。」
「お父さん!!」
「どうした?美奈子」
「勝手に話を進めないでって言ってるじゃん!」
「今日のパーティーはな わしが経営してる高校の生徒たちが来るんじゃ」
「ハッ?」
「美奈子の学校じゃないほうの生徒たち」
「元男子校だったやつ?」
「おう」
「いく!!」
「そこで重大発表もあるから」
「えっ?」
「とりあえず、美奈子が嫌いなタイプの人間は今日はいないから」
「よかった」
「ピアノよろしく」
「それはいやだ」
「美奈子」
私の名前を呼んだお父さんの顔が牧野財閥の社長の顔になっていた
「やってくれないか?」
この顔で言われたらほぼ命令
「わかったよ」
断ることを許されない
承知するといつものお父さんの顔に戻る
なんだかんだいって、おとうさんってやっぱり社長なんだな
改めて美奈子は思った
お父さんとの会話が終わると美奈子はまた暇を持て余した
美奈子は暗記力が優れており
一回覚えた大事なことは忘れない
だか、大事じゃないものはすぐに忘れてしまう
美奈子はあまりにも暇なので家に帰ることにした
家に帰るとお手伝いさんが掃除を頑張っていた
私に気づくと
「おかえりなさいませ、美奈子お嬢様 どうされましたか?」
「ただいま、いや ただ単に暇だったから」
「さようでございますか」
「私も掃除手伝ってもいい?」
そうお手伝いさんに言うとお手伝いさん達はあわてだし
「いえ、けっしてお嬢様がやるようなことではありません」
と必死で私を説得してきたが、私が
「お願いします」
というと、しぶしぶ承知してくれた
掃除してるときはお手伝いさんとお話しながらやった
「美奈子お嬢様は何でもやりますね」
「え? あ~ なんか何でもお嬢様だからと言ってお手伝いさんにやらせたくないんですよね」
「変わってますね」
「そうですか?」
「そうですよ、普通のお嬢様ならこんなこと絶対しませんよ」
「私、自分のことを他人に押し付けてるお嬢様が大嫌いなんですよ」
「みんな美奈子さまみたいに心の優しい方だったらいいのに」
「みんな私だったら大変なことになりますよ?」
「そうですか?」
「そうですよ」
掃除が終わって疲れた私は少し眠ることにした
「・・き」
ん? なんか声が聞こえる
「あね・」
うるさいなぁ
「あねき!!」
何だよもぉ
「な~に~?」
目を開けるとそこには源太がいた
ん? 何で源太いるんだ??
「源太? 学校は?」
「もう終わったよ」
「うそっ! 今何時」
「5時」
「やばっっ!!」
「とりあえず準備して」
「う、うん」
源太の言われるがままに準備した
そして5時45分ギリギリ家を出た
どうやら、お父さんは先に言ってるらしい
「姉貴、ピアノ練習したのか?」
「全然してない(泣)最近引いてないから手が動かないよ」
「・・・。しょうがない とりあえず楽譜だけみといて」
「うん」
「間違えたら、俺がフォローするよ」
「頼りになるよ わが弟よ」
「パーティー会場に着いたら、ちゃんとしてよね」
「わかってるって」