抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
楓side
しばらく目隠しをされていたけど、
その目かくしを解かれた。
「修也さんでしたよね」
・・・
私の目の前に座っている男に、
質問を投げかけた。
「ええ。よく覚えていてくれました」
そう言って、
修也は微笑んだ。
・・・
「私をどこへ連れて行くんですか?」
・・・
「もちろん我が故郷、北海道へ」
・・・
「私を連れ帰って、
あなたに何の得になるっていうんですか?」
そう言って修也を睨んだ。
・・・
怖さはなかった。
・・・
それより、こんな事をすることへの
怒りが強かった。
その目かくしを解かれた。
「修也さんでしたよね」
・・・
私の目の前に座っている男に、
質問を投げかけた。
「ええ。よく覚えていてくれました」
そう言って、
修也は微笑んだ。
・・・
「私をどこへ連れて行くんですか?」
・・・
「もちろん我が故郷、北海道へ」
・・・
「私を連れ帰って、
あなたに何の得になるっていうんですか?」
そう言って修也を睨んだ。
・・・
怖さはなかった。
・・・
それより、こんな事をすることへの
怒りが強かった。