抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
車に乗り込んだオレは、

斎藤に修也の自宅の住所を教え、

そこへ向かわせた。

・・・

「三条院社長から、

修也の事や、

龍堂華絵について、

いろいろ聞けた」


「え?!そうなんですか?」


「ああ。

話しを聞いてると、

龍堂華絵は、修也に気があるようだ」


「でも修也は・・・」



「そうだ。楓を好きだ。

でも、楓じゃなくても

よかったのかもしれない」

オレの言葉を聞いて、

斎藤は、

バックミラー越しに、

オレを見つめた。
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