抱きしめたその後は・・・【おまけ完】

楓side

・・・

静寂を破る、

ドアの開く音。

・・・

先に寝ていろと言われたけど、

なんだか、

拓哉の事が心配で、

ソファーで待っていた。

・・・

午後11時。

少し、ウトウトしかけていた。

・・・

ドアの音に気づいた私は、

そそくさと、

玄関に向かった。

・・・

「おかえりなさい」

私がまだ起きていることに、

驚いている拓哉。

・・・

「まだ、起きてたのか?

遅くなるから寝ていろと言ったのに」

拓哉の言葉に、

微笑み、首を左右に振った。

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