抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
神田がそれを拾い上げると、

チラッと目を通し、

オレの方に向き直った。

・・・

「どうした?」

「社長宛のようです」

そう言って封筒を差し出した。

・・・

封筒は真っ黒。

白いペンで、

『宮本拓哉社長』

と、書かれていた。

・・・

一体、誰から・・・

・・・

とりあえずその封筒を握りしめ、

社長室に入った。

・・・

椅子に座り、

封筒を開ける・・・

・・・

便箋も黒。

・・・

文字は赤色。
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