抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
・・・

ソファーに座らされ、

ジーッと、見つめられる。

・・・

目をパチパチした私は、

いたたまれなくて、

目を泳がせた。

・・・

そして・・・

「た、たく・・や、どうしたの?」

そう呟いた。

・・・

「どうしたのじゃない!

楓、オレに隠し事があっただろ?

何でもっと早く、オレに言わなかった?」


「?!!」

・・・

もしかして、

圭子の事を知ってる・・・?

・・・

「なんのことでしょう?」

と、しらばっくれた。

・・・

「…楓」

拓哉は大きなため息をついた。
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