トナリの君は。
「では皆さん取りましたね。席について下さい。」
担任の副川 彩野の声が響く。

ざわざわ…

私も荷物を持ち、席に着く。
けど、気になるんだ。隣の彼。

名前は確か…木ノ下 潤。怖いんだよね。

がた。

席につく音がした。

「あれ、隣あっ…えっと…何だっけ。名前…「愛です。」きっぱり言ってやった。
「あ、あーあの子あの子。あ~まぁ抵当にね。宜しく。」

「…」想像と…違う!なんか…

怖くない!
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