アイドルたちの裏の顔!!?


「....ん。」


「あっ、起きた。」


私の目の前には男の子が一人。


.....。


ガバッ


「っ!!?」


どこよ!!ここ!!?


私の目の前に広がるのはお世辞にも広いとはいえない部屋。


体を急いで起こして状況確認中な私。


そして私の横には....


「ちっ小さい!!?」


幼い祐希くんがおられました。


おっおう。

ここは夢の世界なのか?


私の横で心配そうに私を見つめる小さい祐希くんはとても可愛らしい。

あどけなさが母性本能をくすぐる。


「大丈夫か?記憶ある?」


首をかしげて私を見つめる小さい祐希くん。


「あっあるとも。私の名前は美紀。」


「いや、そうじゃなくて....」


小さい祐希くんは私の答えを聞いて苦笑い。


え?

なんか変なこと言ったかな?

記憶ある=記憶喪失じゃないってことだよね?


記憶喪失と言えば、自分の名前がわからないでしょ。

つまり名前がわかる私はノット記憶喪失!!







< 132 / 192 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop