アイドルたちの裏の顔!!?
ここは屋上。
顔にタオルをかけてそこに寝そべる千尋くん。
「なんだよ?ついて来んなよ。」
強がる言葉に弱さが滲む。
強がりで意地っ張り。
知ってるよ。
次は....
「俺に「干渉するな。」
私は千尋くんの台詞に被せて喋る。
「始めのころ、よくそう言われていたよね?」
「....。」
黙る千尋くんは何を思っているのだろう。
寝そべる千尋くんの横に腰を下ろす私。
「曲がってる。」
「うっせ。」
私の台詞に弱々しく返す千尋くん。
もう....
「強がるのやめれば?てか、やめなさい。」
「....強がってねーとやってけねーよ。」
ぶっきらぼうにそう答える千尋くんをただ見つめる私。