アイドルたちの裏の顔!!?
暗い場所は嫌い。
廊下もリビングも全部電気をつけて待つのは彼ら。
一応、有名アイドルたち。
ガチャッ
帰って来た!!
玄関が開く音がして玄関に向かう私。
「おかえり!!みんな!!」
「ただいま。」
「ただいま!!美紀!!」
「「「......。」」」
私に挨拶してくれたのは祐希くんと雪斗くんだけ。
あとの三人は私を無視して私の横を横切る。
がっ我慢よ。
が・ま・ん!!
「ご飯作ったよ!!一緒に食べよう!!」
怒りを我慢して明るい声でみんなに話かける私。
「おっ!!まじで!!美紀の作る飯うまいんだよなぁ!!」
私の声に答えてくれるのはやっぱり祐希くんと、
「ご飯?あるの?」
不思議そうに首をかしげる雪斗くん。
「あるよ〜。てか、朝もお昼のお弁当も作ってたんだよ?なのにみんな食べないし、持って行かないからさぁ〜。」
そんな雪斗くんに少し寂しそうに一言。
「知らなかった。ごめん。明日から食べる。」
そしたらこんな風に申し訳無さそうに謝って来た雪斗くん。