アイドルたちの裏の顔!!?
「翔太、ついたわよ。起きて。」
眠る僕を起こそうとユサユサ僕を揺さぶるお母様。
「...ん。」
僕は目を擦りながら顔をあげる。
.....ここどこ?
窓の外に広がるのは見たことのない景色。
「翔太、降りて。」
無表情に僕を見つめてそう呟くお母様。
「はい。」
ガチャッ
僕はお母様の言った通りに車から降りる。
そして....
「やっと解放される。あの女から。」
車内から聞こえるお母様の声。
ゆっくりと動き出す車。
「お母様?」
今の状況を理解できなくてただ車を見つめ続ける。
車が見えなくなっても。
ずっと。