Diva~見失った瞬間から~

「……鈴…っ…。」

目を開けたら見慣れた天井があった。


………また、か。

鈴…どうして、

最後はいつも聞こえないの。


あなたの言葉…声。本当は

いつまでも聞いていたいくらいなのに。

どうして、私に聞こえないの。


「…………携帯、光ってる。」

こんな朝に…誰。


携帯の真っ暗な画面を着けた。

メールを1件受信していた。


「………葉月君、か。」

最近、葉月君メール多くないか。


内容は…今日も

スタジオに来て欲しいとのことだ。


……コレ、時間を見てみたら受信したの

昨日の夜だ。シャワー浴びてた時だ。

返信しなきゃなぁ。






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