Diva~見失った瞬間から~
「奏乃ぉー!セイがぁー!!」
「うわっ…。」
また勢いよく私に抱き付いてくる優杏。
可愛いけど、ちょっと苦しい。
「おい奏乃。こんなのに構うな。
お前にも馬鹿が移るぞ。馬鹿が。」
何で2回言ったんだろう。
「ちょっと!馬鹿って何!?」
「あぁー。うるせー。」
2回言ったことに腹を立てたのか、
馬鹿と言ったことに腹を立てたのか。
まぁとにかくこの2人の言い合いに
終わる様子は見られないなぁ。
ホント、ここ賑やかで楽しい。