Diva~見失った瞬間から~
「奏乃ぉー(>_<)。」
「おい奏乃。ソイツは無視だ、無視。」
「待て待て。セイ、落ち着けって。」
「オメーは女と遊んでろ。」
「え。遊んでるとか失礼な奴だな。
1人1人とちゃんと付き合ってるし。」
「7股掛けてる時点で終わってんだよ。」
この、何気無いやり取りが
良いなぁって思ってしまう私は
大分ここが気に入ってしまったようだ。
私、Canzoneって言うこの場所が
いつの間にか凄く大好きになってた。
楽しくて、賑やかで、明るくて。
優杏が居て、碧眞君が居て、
翡翠君が居て。葉月君が、居て。
温かいこの場所が、
私は大好きになっていた。