Diva~見失った瞬間から~
今日…歌えたのはきっと、皆のお蔭。
鈴のお蔭。
時鶴のお蔭。
優杏のお蔭。
碧真君のお蔭。
翡翠君のお蔭。
柚唯君のお蔭。
そして、葉月君のお蔭。
私がどんなに拒絶しても、
私がどんなに無視しても。
葉月君は
私と音楽を引き合わせようとした。
時折見せるその優しさや、温もりは、
鈴のソレと重なるモノが有って、
私は断ることが出来なくなっていった。
最近ね、思うんだ。
私と葉月君を引き合わせてくれたのは、
鈴なんじゃないかなって。
うん。そんなワケないって分かるよ。
でも、
そう思わずにはいられないんだよ。