Diva~見失った瞬間から~
第10章
♯関係♯
《ピーンポーン》
あ、来た。
「はいはい。」
私は見慣れた廊下を歩いて
玄関に向かった。
《ガチャッ》
「奏乃ーッ!」
「ぐぇっ。」
く、苦しい。
「奏乃!きゃー!奏乃ー!」
え、なにこの子。マジで何した。
「苦しいから。近所迷惑だから。
中に入ろうよ、時鶴。」
「え、あ。そうだね!うん、入る!!」
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