Diva~見失った瞬間から~
誕生会開始から1時間が経った頃。
異変(?)が起きた。
「んふふふふ…奏乃~♪」
「………どうしたの、時鶴。」
時鶴がおかしい。
いや、いつも以上におかしい。
「夏休みの宿題出来にゃいー。」
「………にゃ…?」
あれあれ。呂律が回ってないな。
「時鶴?どうした?」
どうやら
蒼空君も時鶴の異変に気付いたよう。
「んふんふふ…蒼空君しゅきー。」
「「……。」」
(↑奏乃と蒼空)
「あれ、カナ。この瓶、酒じゃね?」
ずっと
ケーキを食べていた葉月君が喋った。