Diva~見失った瞬間から~
「か、奏乃…
碧眞の誕生日知ってたの…?」
「え?うん。前に聞いたから。」
………マジですか、この子。
そう、来週6月9日は碧眞の誕生日だ。
素直に聞けちゃうんだ…。
私じゃ絶対に出来ないなぁ…。
「で。優杏は何あげるの?」
「………え゙(汗)。」
そこ、聞くの…?
「……、あ。分かった。
悩んでるんだね?」
「……………ま、まぁ…。」
悩んでるのもそうなんだけど…。
買ったところで渡せるのか
心配になってきた。なんて…
言っても大丈夫だろうか。
「………奏乃は、葉月に何あげた?」
「え、私?」
参考にしよう。
「あの、わ、私…一応彼女だし…
去年までは
普通の友達としてだったから…。」
あぁ( ;∀;)。文章がおかしい。
「……?えっと…よく分からないけど…。
去年の葉月君の誕生日なら
ピアスあげた……かな。」
…………ピアス?
「今葉月が付けてるヤツ?」
エメラルドグリーンの高そうな。
「……た、多分…。」
………リア充め。