Diva~見失った瞬間から~

そして、全てを終えた。


「ケーキ良し。

メインディッシュも良し。

飾り良し。プレゼント良し。

カメラ良し。ロウソク、ライター良し。

………良しっ!」

疲れた…(汗)。


「あぁぁぁぁぁあああああっっっ!!!!!!」


「Σ( ̄ロ ̄lll)!?」

さっきまで順調と言わんばかりの

笑顔を浮かべていたのに、

時鶴は急に私を指差して叫んだ。


………人を指差すなって。


「奏乃!!座って!」


「…………は?(゜д゜)」

急に何を言うんだ、この子は。


「良いから早く座ってっ!!

蒼空君達来ちゃう!早く早くっ!」


「えっ…ちょっと。うわぁっ。」

私は時鶴にグイッと引っ張られ、

無理やり近くにあった

ソファに座られられた。


何、何何…一体何なの??


「タイムリミットは後15分…急ぐよっ!?」


「………はぁ。」

だから何を。





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