Diva~見失った瞬間から~
…………で、今街中を歩いてます。
「…………( ̄△ ̄;)。」
「ん、カナ?どうした?」
「え…別に何も。」
あぁぁあ…葉月君…(-_-;)。
気付こうよ、周りの視線が痛いよ。
駄目だ…隣にこんな美形が歩いてると
私も視線を浴びる浴びる…あぁ(T^T)。
「カナさー…。」
「え、うん。」
急に葉月君が話し掛けてきて少し驚く。
だって、
葉月君って基本無口なイメージだし。
「蒼空のこと好きなのか?」
「……………。」
は(゜д゜)?
「好き…って、どう言う意味で?」
人間として?友達として?
「男として、だけど?」
「……え、
恋愛感情は持ったことないよ。」
とゆうか、時鶴の彼氏だし。
それ以前に、
あんな爽やかイケメンと私が
釣り合いを取れるワケがない。
蒼空君の"彼女"とゆうのは、
私に言わせると時鶴以外に
ピッタリと当てはまる人は
居ないと思う。
それくらい、
あの2人はお似合いだと思う。
それより、何でそんな質問?
「へー…。じゃ、
さっき誰に対して鈍感って言った?」
「………鈍感?」
………………………………言ったっけ。
……あ、うん。言ったかも。
誰に対して、と言われると…それは。
「時鶴。」
うん、時鶴だった。