君への小さな想いを掲げて *my first love*
日和ちゃんにはげましてもらいながら私は涙をこぼした。
本当に本当に、私は迷惑をかけてばっかりだなぁ。
「ほれ。適当に買って来た。今光は2階の椅子で時間まで待ってるらしい。まだ時間はあるから、ゆっくり食え」
涙を拭ってると、優くんは私の頬に暖かいハンバーガーを押し付けた。
そして、ニコリと微笑んだ。
私は無言で頷き、ハンバーガーを食べる。
ハンバーガーを食べているときも涙はとめどなく流れ続けて。
ハンバーガーの味はわかんなくて、涙の味がした。
「あ、これ、たまたまかばんに入ってた!2人ともゼリーいる?」
「うん、ありがと」
「じゃあ俺はブドウもっらいー」
日和ちゃんの手にのせられた3つの小さなゼリーを3人で食べる。
私はコーラ味。
コーラのコーが光くんのコウのような気がして、一人で赤面してしまってまた、味がよく分からなかったんだけど。
「…そろそろ、いくか」
「希凛ちゃん、大丈夫?」
「うん…」
時計の針は2時30分。
光くんがいなくなるまで、残り、30分。
本当に本当に、私は迷惑をかけてばっかりだなぁ。
「ほれ。適当に買って来た。今光は2階の椅子で時間まで待ってるらしい。まだ時間はあるから、ゆっくり食え」
涙を拭ってると、優くんは私の頬に暖かいハンバーガーを押し付けた。
そして、ニコリと微笑んだ。
私は無言で頷き、ハンバーガーを食べる。
ハンバーガーを食べているときも涙はとめどなく流れ続けて。
ハンバーガーの味はわかんなくて、涙の味がした。
「あ、これ、たまたまかばんに入ってた!2人ともゼリーいる?」
「うん、ありがと」
「じゃあ俺はブドウもっらいー」
日和ちゃんの手にのせられた3つの小さなゼリーを3人で食べる。
私はコーラ味。
コーラのコーが光くんのコウのような気がして、一人で赤面してしまってまた、味がよく分からなかったんだけど。
「…そろそろ、いくか」
「希凛ちゃん、大丈夫?」
「うん…」
時計の針は2時30分。
光くんがいなくなるまで、残り、30分。