【完】俺以外のヤツを好きになるの禁止。
「ふぅ〜…着いた」
図書室の前に到着。
図書室なんて利用する人はほとんどいないから全く人の気配がしない。
「し、失礼しまーす……」
おそるおそる図書室に入る。
すると、そこには図書室の机に突っ伏して寝ている西内君がいた。
「に、西内君……?」
西内君に近づく。
西内君は起きる気配がなくて、スースーと気持ち良さそうな寝息を立てている。
うわぁ〜……西内君の顔をこんなに間近で見たの初めてかも。
肌すごく綺麗だし、髪の毛はすごくサラサラ………
私は思わず西内君のほっぺたを人差し指でツンっと触る。