【完】俺以外のヤツを好きになるの禁止。
love*8
西内君の、幼なじみです
時間は過ぎ、夏休みに入ったある日。
「未愛ーっ、ちょっとおつかい行ってきてくれない?」
2階の自分の部屋でくつろいでると、1階からお母さんの声がした。
面倒だなぁ……。
まぁ、どうせ暇だし行こうかな?
「何、買ってきたらいいの?」
1階に降りてお母さんに確認する。
「えっとね、お醤油がないから買ってきてほしいの」
「わかった、買ってくるよ」
「どうせ暇してるもんね♪はい、これお金ね。じゃあいってらっしゃーい」
………『どうせ暇してるもんね』って……。
まぁ、確かにそうだけどさぁ……。
「いってきまーす」
私は家を出て近所のスーパーに向かった。
スーパーまでは徒歩20分ぐらい。