【完】俺以外のヤツを好きになるの禁止。




「何で、私がお兄ちゃんに襲われてるってわかったの?」


お兄ちゃんが日常的にそういうことしてるんだったら、なかなか私が襲われてるってわかんないよね……?


「玄関に入ったとき、この女のサンダルこの間未愛が履いてたのとにてるなーって思ったんだ」


に、西内君、そんなとこまで見てるんだ……!


「まぁ、似てるだけかとスルーしたんだけど2階に行ったら未愛の声がして……もしかしたらって」


西内君は……やっぱり私のヒーロー。


「もう……西内君好きっ……。」


「それ反則」


西内君は深いキスを落とした。


「ん…っ」


やっぱり……私には西内君しかいない。


「もう他の男に無防備なとこ見せんなよ……」


「んんっ……ふぅ…」


私は数分間、西内君の甘いキスに酔いしれていた。
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