【完】俺以外のヤツを好きになるの禁止。
しばらく、颯太の甘いキスに溺れていた。
「どうだ、おまけのご褒美」
颯太は真っ赤になりながら意地悪な笑みを浮かべた。
「もう……バカ」
私、きっと颯太以上に真っ赤だろうな。
「未愛、俺以外のヤツ好きになったら許さねぇーからな」
そんなの……決まってるじゃん。
「私は一生颯太以外の男の子を好きになったりしないよ」
私の言葉を聞いて小さく肩を撫で下ろした。
「……まぁ、他のヤツ好きになっても未愛を離す気はないけどな」
颯太はまた私をドキドキさせる。