魔物☆に恋して
服は、背中で切られて、布切れになっている。
「・・・自分で」
「は、無理だ。痛いよ?」
「明日、薬草を探しに行ってくる。
傷が早く直るように、湿布はまめに変えたほうがいいからね。
で、その間、ルイカに護衛を頼むけど。
・・・ルイカに包帯巻いてもらうほうがいい?」
あたしは首をぶんぶんと横に振ろうとして、
背中の痛みに身をすくめた。
「もうちょっと、動かないほうがいい」
「うん・・・」
「・・・ごめんね。護衛なのに、守れなくて」
そうかな。
一人で居たら、クモにぱっくり食べられてたと思う。
「・・・自分で」
「は、無理だ。痛いよ?」
「明日、薬草を探しに行ってくる。
傷が早く直るように、湿布はまめに変えたほうがいいからね。
で、その間、ルイカに護衛を頼むけど。
・・・ルイカに包帯巻いてもらうほうがいい?」
あたしは首をぶんぶんと横に振ろうとして、
背中の痛みに身をすくめた。
「もうちょっと、動かないほうがいい」
「うん・・・」
「・・・ごめんね。護衛なのに、守れなくて」
そうかな。
一人で居たら、クモにぱっくり食べられてたと思う。