魔物☆に恋して
夢の中へ
「マヤ?」
ルイカのベットに横たえて、ルイカがマヤを覗き込む。
両方とも、綺麗なヒト達なので、なかなかに絵になる。
けど、そんなこと考えてる場合じゃないんだな。
「ルイカは集中するように、マヤを見てる。
寝かせたマヤの体。
マヤの頭の両脇に手を付いて。
・・・やっぱり絵になるな。
「・・・いないな」
ルイカはつぶやいて、あたしを見る。
あたしは、よそ事を考えているのがバレたのかと一瞬驚いて、ギクッとする。