魔物☆に恋して
それから、コップに水をついで飲み干した。

マヤって、一つ一つの動きをつなぐ

動きに無駄がなくて、キレイな動作をする。

「もう、いいかな」

ポットを見てる。

コースターが真っ赤になっている。


「いいね」

ポットをひょいって持ち上げる。

紅茶色の液体が、ポットから陶器のコップに注がれる。

「まだ、熱いかも。気をつけて」

コップを渡される。

「・・・ポット一杯分、飲んで欲しいところだけど、

そうすると、どんな姿になるかわからないから

コップ一杯だけにしとこう」
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