イズミの主義



………




あれ、痛くない…




恐る恐る目を開けると





「キャーーー」




桐原がチョーアップ



慌てて逃げる






「助けたのにそれはひどくない?」



そう言って服についた汚れを手のひらでポンポンと払う桐原



そしてケータイをみる…





「ちょ、ちょっと!」




なぜかわたしのケータイは桐原の手にあって



「バカ原チャラ男?」



バレたわけで



「なにこれ?」



怒ってるわけで…

 


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