イズミの主義
◇突然のお泊り
「今日から2学期が始まります。3年生にとっては最「泉、どうしたの?浮かない顔なんかしちゃって」
校長先生が話してるうというのに、つばきはお構いなしでわたしの隣まで移動して話しかけている
「ちょっとね」
つばきはあのあと緒方くんと付き合うようになって、それはそれは幸せそうで…
「桐原?」
「まぁ、そんなとこ」
今回のつばきはとても今までにはないくらい真剣で、わたしもちょっと驚いている
「告白でもされた?」
そしていつにも増してつばきパワー全開
勘の良さよ…
「…」
「で、どーすんの」
「断らせてくれなかった」
「うわー、あいつもやるわねー」
「今日言うつもり」
昨日考えに考えた答え…
好きとか、嫌いとかそう言う前にわたしは“付き合う”ってのがやっぱり…
こんな気持ちなのに保留とか一番ダメ