イズミの主義



高校3年の4月のある日



『泉、俺部活のことばっか頭にあって
いつの間にか泉が頭の中から
いなくなってた。ごめん別れよ』


……え


……………何


一緒にいよって言ったじゃん
絶対、ずっとって………





……………………

…………………………………………



『………ぞの、前園です』


わっ!前園!?
お、降りなきゃっ!!



寝ぼけながら慌てて降りるわたし




良かったぁー
塾間に合わないとこだった


やだなぁー、すっかり寝ちゃって
あんな夢まで見て

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