イズミの主義




「襲われても知らねーからな」



「大丈夫です」


「んじゃ、今度は遠慮なくいかせて頂きます」




は、はいっ!?



言葉を失っているわたしの頭をポンっと叩いて



「オレの前だけにしろよ?


じゃ、また明日な」



家の前で固まってるわたし





本当になんなのこの人





完全に桐原啓の波にのまれています
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