君が教えてくれたもの~友達から恋まで~
山下くんがドリブルで前に進んでいくと

相手の人が山下くんに向かって突っ込ん

できた。


あっと声を上げた時にはもう遅かった。

ピピーと笛がなる。

「悠莉あれ!!」
ふうちゃんが慌てた声で言ってきた。

そこには足首を痛そうにする山下くんの姿があった。

「大丈夫かな」

心配でたまらなくて思わず口にした言葉。

そのあと山下くんはベンチに下がって行った。
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