ずっと好きだった。





もう…。


あの屋上で会うことはないんだ。



あの屋上で慎と話すこともできないんだ。



あの屋上で慎と笑えないんだ。





あたし、なにしてるんだろ…。




でも、この選択は間違ってないんだ。




光喜をちゃんと見るために。




好きになるために。









あたしは、慎の想いを忘れるんだ。









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