オール3の私とメガネ男子な婚約者
私とお母さんは、教室へ移動。

きょろきょろと辺りを見回してみるけど、綺麗にしてあるみたい。

部屋数は……そんなに多くないようだ。

「今日は日曜日なので、授業はなくて、自習スペースとして空けてるんですよ」

そういいながら、教室の扉を開ける。

誰かがいたら怖いので、目線をあげるのをためらう。

「では、まあ、おかけください」

じゃあ、お言葉に甘えて、私は近くにあった椅子に座らせてもらう。
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