私の恋の相手は幽霊くん。
「 I want to ask about this item a little 」
私は今、国際部で働いている。
勤めている会社は、
編集部、広告部、国際部、営業部に分かれている。
国際部はあらゆる部に分かれて、
海外との商談の時に通訳として出向く。
その仕事にもなれ始めた、
社会人2年目。
私は24歳になった。
「お疲れ、松永」
「お疲れ様でした」
今日の仕事が終わり、
たまたまペアになった悠先輩と帰っていた。
悠先輩は優しくってかっこいい。
私のあこがれの先輩だ。
「このあと1杯どうだ?」
「ぜひ」
「なら行こうか」
悠先輩はにっこり笑った。
さすが、彼氏持ちだ。
笑顔は誰よりも可愛い。
一応いっておくと、悠先輩は女の子。
カッコ可愛い女性なのだ。