私の恋の相手は幽霊くん。
夕方になり、私は携帯を見た。
なんでかはわからない。
ただ、無意識に。
“着信13件“
「…は?」
開くと、すべてが悠先輩。
うわっ、やばいっ!
慌ててかけ直した。
『あっ、やっとでたー!』
「すみません」
『いーんだけどさ。
今から、うちこれるか?』
「先輩の家に?」
『うん、そう』
「あ、はい」
出たくない気分だけど、
たぶん、外に出た方がいいんだと思う。
『んじゃ、待ってるからね』
そう言ってきった。
前に何度か行ったことはある。
私は急いで準備すると、
悠先輩の家に急いで向かった。