私の恋の相手は幽霊くん。


中には見慣れている顔。


新しくみる顔。


さまざまだったが、みんな暖かく迎えてくれた。


「おかえり、坂上くん」


「長く休みをとってしまってすみません」


「いいんだ。
今日は肩ならしで資料とかの運搬頼むからな」


「はい」


俺は素直に部長のいうことを聞く。


そして、言われたとおり、
俺は資料室へと向かった。


メモを見ながら、
約20個の資料を見つけださなくてはいけない。


「はぁ」


久しぶりに見た資料室にため息が出る。


広すぎるんだよ。


「よし」


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