私の恋の相手は幽霊くん。
浮気疑惑の浮上。
あれから月日は流れ、夏。
もう、半年も経ちました。
篤真とも順調で、
今は属にいう、オフィスラブを楽しんでます。
「んんっ」
「声、抑えないと聞こえんだろ」
ここは、資料室。
悠先輩がいなくなった今は、
私は1人で資料室に足を運ぶようになった。
そして、たまに会うとこんなふうに、
キスをして私の仕事スイッチを切ってしまう。
そっと離すとにやりと笑った。
「仕事、頑張れよ」
「う、うん…っ」
「じゃ」
部長になった篤真はすごく忙しい。
さっさと移動していってしまう。
それでもいい。
会えるだけで今日1日頑張れる。
そんな気がしていて。
暑い暑い資料室の中を探検した。