私の恋の相手は幽霊くん。


「結局いんのかよ」


部屋着に着替えた坂上くんが戻ってきた。


むっと膨れると、
ため息を吐きながらとなりに座った。


「泊まりだけはやめろよ」


「言われなくても泊まりません!」


「あっそ」


そんな言い合いをしていたら、
先輩がパスタを出した。


「召し上がれー」


「いただきます!」


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