私の恋の相手は幽霊くん。


食堂に行くと、
空いていた席に2人で座った。


「買ってきますね、何がいい?」


「Aランチで」


「はーい」


石原くんはいつも、にこにこしてる。


仕事もきちんとする。


すごくいい子だから普通に好き。


「お待たせしました」


2つのお盆を持って帰ってきた。


私はお金を渡して食べ始める。


「ねぇ、松永さん」


「なに?」


「彼氏とかいないの?」


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