私の恋の相手は幽霊くん。


とはいえ。


ビキニを持ってきたのはいいけど…。


みんな、スタイルがいい。


「どうしよう…」


「何が?」


「水着…」


「忘れたの?」


「ううん、忘れてないよ」


「大丈夫。
寸胴だけど似合うよ。ビキニ」


…え?


なんて言ったのかな。


「うるさいっ!」


私はやけになって、更衣室に入った。


< 245 / 255 >

この作品をシェア

pagetop