私の恋の相手は幽霊くん。
その後も、凛子のノロケを聞いた。
そして、晩ご飯を食べて解散した。
「ただいまー」
「あ、おかえりなさい」
すぐに、自分の部屋に行く。
案の定、篤真が待っていた。
「おかえり」
そう、笑顔で迎えてくれる。
「ただいま」
それに笑顔で答える。
それは今では日課になった。
「いつ、会いに行く?」
そう、私が聞くとんー、と悩み始めた。
「年を跨いで行こう。
冬は遊びたいと思うしさ」
「んー、」
クリスマスイヴは凛子と愁はデートだし。
私はオフ。
その後も、特に予定はない。
ただ、女子会をする事くらいしかなかった。
「別に空いてるよ?」
「いや、いいよ」
「そう?」
「俺も…心の準備欲しいし」
「わかった」