先生に会いたい


「桜は教え子だったから、俺はよく分かんねぇけど…。」


俺、うまく言えてる?


「俺、結構マジかも~!メアド、聞こっかな♪」


海が、とんでもないことを言い出した。


悠斗と陸もそれに続く。


「あ、ずり!俺も聞く!」

「俺も狙っちゃおっかなぁ~?」


は!?

そいつ、俺の彼女なんですけど!


なんて、言えるはずもなく…。


笑って話聞いてるつもりだけど、俺今絶対顔ひきつってるよな。



落ち着け俺。


あいつらはまだ中坊だ。

桜が相手にするわけねぇって…。


でも、結構モテる3人組だよな…。

中3っつっても、結構体格いいしさ。

俺なんか、あいつらに比べればかなりオヤジだし?



なんか自信なくす…。


< 142 / 241 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop