キミが好き…
第7章☆
次の日、俺と空也は一言も話さなかった。
今はそれがお互いのためだと思ったから…。
「空也くん」
「沙那、どうした?」
「光希と…けんか…したの?」
「いや?別に」
「そ…そっか。」
「あぁ。じゃあ、帰るわ」
「あ、ばいばい」
あいつはやっぱり空也が好き?
沙那がわかんねー。
好きな奴いんの?聞けねーよ…。
俺は校門へと向かった。
舞がいた。何でいるんだ?
「…まい。」
「光希くん!」
「何でいんの?」
「えっと…光希くんに会いたくて!」
「まぢ?」
「うん!」