キミが好き…
第13章☆
俺は今日も屋上にいた。
空は俺を癒してくれる。
素直にしてくれる。
だから、今日も空に向かって言うんだ…。
「好きだ、沙那…」
どれだけ女と遊んだ?
わからない。
なのにお前を忘れられなかった。
もう、どうすることもできねーや。
―ガチャッ―
誰だよ?
「光希…」
そこにいたのは、
毎日毎日ずっと想い続けてた人…。
沙那だった。