キミが好き…
最終章☆
俺は放課後、教室に戻った。
まだ、沙那が学校にいることを知った。
だから、教室で待つことにした。
しばらくして、沙那がきた。
―ガラガラッ―
「…!? 光希。」
「よぉ。」
「帰らないの?」
「帰るよ?けど、その前に」
「?」
「沙那に話がある。」
「え?…うん」
俺は、今全部伝えるよ。
この先もずっと、今日のことを後悔しないために。
だから、聞いててほしい。