キミが好き…
第2章☆
「なあ、光希」
「あー?」
「彼女がお前に会いたがってんだけど」
「はぁー?何で俺?」
「それは、俺の親友だからに決まってんだろー⁈」
「ふーん?別に会ってもいいけど」
「じゃあ、決まりな!後で駅に迎えに行こうな!」
「わーかったよ」
俺たちさ、会わなきゃよかったな?
後先なんて考えてなかった俺はバカだったよ。
でもな。会わなくても会ってても結末は同じだよ。
俺は、そう思う…。
「光希、行くぞー!」
「おぅ!」
「俺の彼女まぢ可愛いからな?」
「はいはい。もーそれ、聞き飽きたから」
「惚れんじゃねーよ?」
「わかってるから、心配すんなって」
それからしばらく話をしているとあっというまに駅についた。